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韓国完成車5社の2月販売 コロナ反動で2.3%増

記事一覧 2021.03.02 19:22

【ソウル聯合ニュース】現代自動車、起亜、ルノーサムスン自動車、韓国GM、双竜自動車の韓国完成車メーカー5社が2日発表した2月の国内・海外販売台数は計57万1079台で、前年同月比2.3%増加した。ただ前月比では7.0%減少した。

ジェネシスの小型SUV「GV70」(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

ジェネシスの小型SUV「GV70」(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 前年同月に比べ増加したのは、昨年2月に新型コロナウイルス感染症の影響で、中国で生産される部品の供給が止まり、工場が停止したことに加え、コロナ禍の拡大による不透明感により販売が減少したことによるベース効果(反動)とみられる。

 メーカー別にみると、現代は国内が前年同月比32.6%増の5万2102台、海外が同2.5%増の24万8146台だった。全体では30万248台で同6.7%増加した。

 ただ前月比では国内が12.4%、海外が5.2%それぞれ減少した。 

 国内販売では大型セダン「グレンジャー」の販売台数が8563台で4カ月連続1位を記録したことや、多目的レジャー車(RV)が好調だったことが好結果につながった。

 現代の高級車ブランド「ジェネシス」は小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「GV80」が1190台売れるなど、3モデルの販売が7321台を記録し、前年同月比129.4%増加した。

 起亜の国内販売は前年同月比31.0%増の3万7583台、海外は2.9%増の17万2594台だった。全体では7.0%増の21万177台だった。

 ルノーサムスンは国内が3900台、海外が3444台で、全体では4.1%増の7344台だった。5社のうち前月比で増加したのはルノーサムスンだけで、19.4%増加した。特に国内は旧正月連休(2月11~14日)などで営業日数が減ったにもかかわらず、前月比10.4%増加した。

 韓国GMは国内が2.4%増の5098台、海外が25.9%減の4万5423台だった。全体では23.8減少した。

 双竜は国内が47.6%減の2673台、海外が94.3%減の116台だった。前月比では国内が52.7%、海外が96.2%それぞれ減少した。 

yugiri@yna.co.kr

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