アストラゼネカ製ワクチン 接種加速へ2回目用を前倒し投入か=韓国
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2021.03.10 10:03
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は英製薬大手アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの接種ペースを上げるため、2回目接種用に確保しているワクチンを前倒しで投入することを検討しているようだ。
青瓦台(大統領府)の康珉碩(カン・ミンソク)報道官は10日、ワクチンの需給や在庫状況を踏まえながら、多くの国民が迅速に接種できるようにするという共通認識が政府内にあると記者団に説明した。
韓国でアストラゼネカ製ワクチンの1回目接種は2月末に始まった。8週間隔で2回接種するため、国内での2回目接種は4月末にようやく始まることになる。
政府は、その間に2回目の接種用として確保しておいたワクチンを1回目の接種用に使い、1回目の接種者数を増やす案を検討している。不足する2回目接種分は、追加で供給を受けるアストラゼネカ製ワクチンで補えると見込んでいる。
青瓦台は、具体的な接種計画は予防接種専門委員会の検討を経て確定すると伝えた。
tnak51@yna.co.kr
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