米国務長官 中国を批判=「約束破ってきた」
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2021.03.18 13:04
【ソウル聯合ニュース】韓国と米国は18日、外交・国防閣僚会議(2プラス2)を開いた。会議後に開かれた共同記者会見でブリンケン米国務長官は中国に対し、「約束を一貫して破ってきた」と批判した。
ブリンケン氏は「われわれは中国が約束を一貫して破ってきたと認知しており、中国の攻撃的かつ権威的な行動がインド太平洋地域の安全にどのような問題を与えているかを議論した」として、「中国の行動のため、われわれの同盟が共通したアプローチを取ることが一層重要になった」と表明。「こういう時期こそ中国の反民主主義的な行動に対抗することが重要だ」と強調した。
対北朝鮮政策に関しては「バイデン政権は韓国、日本など重要なパートナーとの緊密な協議を通じ、対北政策の検討を完成させる方針」とし、「圧力の選択肢と今後の外交的な選択肢も検討する」と述べた。また、「われわれは北朝鮮の非核化に専念しており、北朝鮮が米国とわれわれの同盟に与える広範囲にわたるリスクを軽減させ、北朝鮮住民を含むすべての韓国人の生活を向上させることが目標だ」と強調。「北朝鮮住民は圧制的な政権下で広範囲かつ体系的な蹂躙(じゅうりん)を受けている」と指摘した。
中国に対しては、「極めて重要な役割を果たすことができる」として、その内容について「北朝鮮を説得し、非核化を実現させること」と強調した。
kimchiboxs@yna.co.kr
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