韓国首相 コロナ「第4波」を強く懸念
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2021.04.02 10:06
【ソウル聯合ニュース】韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は2日、新型コロナウイルス感染症対応を話し合う中央災難(災害)安全対策本部の会議で、近ごろの感染拡大傾向について「流行の『第4波』の入り口で息を整えているのではないかと心配になるほど、非常に危うい状況だ」と強い懸念を示した。
丁氏は「1日当たりの新規感染者数が3日連続で500人台を記録し、首都圏だけでなくその他の地域でも感染拡大への懸念が大きい」と述べた。感染力が強い変異株の国内流入と市中感染の事例が増えている点にも言及した。
今週末はキリスト教の復活祭(イースター)や墓参りなどで外出、移動する人が増えるとの見方を示した上で、「政府の取り組みだけでは第4波を防ぐことができない。いつにも増して国民の実践が切実に求められる」と感染予防の徹底を呼び掛けた。
mgk1202@yna.co.kr