Go to Contents Go to Navigation

韓国人慰安婦被害者 菅首相に書簡=ICJ付託要請

記事一覧 2021.04.14 17:00

【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の韓国人慰安婦被害者、李容洙(イ・ヨンス)さんは14日、ソウル市内で記者会見を開き、「文在寅(ムン・ジェイン)大統領が日本の首相を理解させ、国際司法裁判所(ICJ)で(日本の過ちを)明らかにすることが願い」と述べ、慰安婦問題のICJ付託を再度求めた。

会見を行う李さん=14日、ソウル(聯合ニュース)

会見を行う李さん=14日、ソウル(聯合ニュース)

 李さんは旧日本軍の慰安婦問題のICJ付託に向けた推進委員会の委員長を務めている。

 李さんは「韓国と日本は隣国だ。敵になってはならない」としながら、「過ちを明らかにし、謝罪を受けてこそ名誉が回復される」と強調。「国際司法裁判所の判決に従う」とした上で、バイデン米大統領に対し、慰安婦問題の解決を要請する考えを明らかにした。

 李さんは会見前、ソウルの日本大使館を訪れ、ICJ付託を求める菅義偉首相宛ての書簡を手渡した。書簡では「慰安婦問題の被害者中心主義による解決と両国の対立解消のため、慰安婦関連の法的紛争をICJに付託し、国際法による権威と拘束力のある判決を求めることを提案する」と促した。

 会見に出席した申熙錫(シン・ヒソク)延世大法学研究院博士は菅首相とバイデン米大統領の首脳会談(16日)に合わせ、米国で慰安婦問題に取り組む個人と団体がICJ付託を要請する公開書簡を発表すると明らかにした。

書簡を手渡すため、日本大使館を訪れた李さん(右)=14日、ソウル(聯合ニュース)

書簡を手渡すため、日本大使館を訪れた李さん(右)=14日、ソウル(聯合ニュース)

kimchiboxs@yna.co.kr

キーワード
注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。