Go to Contents Go to Navigation

現代・起亜のエコカー 累計販売台数200万台突破

記事一覧 2021.05.02 13:46

【ソウル聯合ニュース】韓国の現代自動車と子会社・起亜のエコカーの世界販売台数が、販売開始から12年で累計200万台を超えたことが2日、分かった。

4月に開催された上海国際モーターショーで展示された現代の「ツーソンL」(左)と「アイオニック5」(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

4月に開催された上海国際モーターショーで展示された現代の「ツーソンL」(左)と「アイオニック5」(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 自動車業界によると、先月、現代と起亜のエコカー(中大型商用車を除く)の累計販売台数は204万4947台を記録した。国内販売が32.2%、海外販売が67.8%を占めた。2009年に小型セダンの現代「アバンテ」と起亜「フォルテ」のLPiハイブリッドモデルが発売されてから12年で200万台を突破した。2018年に累計100万台を超えてからは3年で達成した。

 昨年は新型コロナウイルスの影響で両社の世界販売台数は前年比12.4%減少したが、エコカーの販売台数は同36.0%増の50万1000台を記録し、年間販売台数が初めて50万台を超えた。今年1~3月期は16万3000台を販売し、前年同期比83.6%増加した。

 種類別の累計販売台数はハイブリッド車(HV)が140万6000台、プラグインハイブリッド車(PHV)が18万台、電気自動車(EV)が44万2000台、燃料電池車(FCV)が1万5000台だった。モデル別では起亜の小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「ニロ」のHVモデルが40万9000台で最も多く売れた。

 両社の初期のエコカー販売をけん引したのはHVモデルだ。2009年と2010年はエコカーの年間販売台数が1万台を下回ったが、2011年に現代「ソナタ」と起亜「K5」のHVモデルなど中型セダンの発売で販売台数が急増した。

 エコカーのうちHVが占める割合が依然高いが、2018年に現代の小型SUV「コナ」と起亜「ニロ」のEV発売後、EVの販売台数も増加傾向にある。2017年に10%台だったEVの割合は今年1~3月期に35.5%に上昇した。今年はEV専用プラットフォーム(車台)を採用した現代の「アイオニック(IONIQ)5」、起亜の初のEV専用モデル「EV6」、現代の高級車ブランド「ジェネシス」の大型セダン「G80」のEVモデルなどの発売でEVの割合はさらに高まる見通しだ。

 PHVも販売台数が増え続けている。年間販売台数は2017年の1万9000台から2020年は5万4000台に増加した。今年1~3月期は2020年の年間販売台数のほぼ半分の2万3000台を販売した。

 エコカー販売に占めるFCVの割合は1.4%にすぎないが、昨年は年間販売台数が前年比36.0%増の6700台を記録した。現代のFCVは世界市場でも69.0%を占め1位を維持している。

 現代と起亜はFCV市場を主導し、2025年までに年間販売台数を11万台に増やし、2030年は年間50万台の生産体制を構築する計画だ。また20万基の燃料電池システムを国内外に供給する。

 現代自動車グループの関係者は「新型コロナウイルスの流行、半導体不足にもかかわらずエコカーの販売が増えている。2025年には現代・起亜の全体の販売台数のうちエコカーが25%を占めるだろう」と説明した。

現代の「グレンジャーハイブリッド」(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

現代の「グレンジャーハイブリッド」(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

hjc@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。