米国務長官 韓国外相に対北朝鮮政策を説明=首脳会談へ連携確認
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2021.05.03 22:09
【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は3日、英ロンドン市内のホテルで米国のブリンケン国務長官と会談した。韓国外交部によると、ブリンケン氏は米国が見直しを終えた対北朝鮮政策について説明し、鄭氏は同政策が現実的かつ実質的な方向で決まったことを歓迎した。
両氏の会談は3月17日にソウルで行って以来となる。
両氏は会談で、今月末に開かれる韓米首脳会談に向け、緊密に協力することで一致。ブリンケン氏は韓米首脳会談の開催は米国が韓米同盟を重視し、韓米同盟が包括的な関係に発展していることを示していると言及した。
また、両氏は朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和定着のため、引き続き緊密に連携することで合意した。
新型コロナウイルスのワクチンを巡る協力や気候変動など世界的な課題の解決に向けた両国の協力も強化することにした。
鄭氏は主要7カ国(G7)外相会議に出席するため、英国を訪問した。
5日には韓米日外相会談が行われる見通しだ。鄭氏は韓日外相会談について、「韓米日が会談した後に(茂木敏充外相と)会うことになると思う」と述べた。
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