韓英外相が戦略対話 気候変動・コロナ対応での協力強化で一致
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2021.05.07 09:05
【ロンドン聯合ニュース】韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は6日(現地時間)、英国のラーブ外相とロンドン近郊で戦略対話を開いた。
両外相は韓英自由貿易協定(FTA)の忠実な履行を通じ、英国の欧州連合(EU)離脱後の新時代の協力を強化し、英国のインド太平洋重視政策と韓国の新南方政策が互恵的な成果を上げることができるよう協力を模索することで一致した。
また、気候変動、新型コロナウイルス感染症への対応など世界的な懸案の解決に向け、多国間の協力強化が重要だとの認識を共有した。
今月末に開催される韓国主催のグリーン成長とグローバルゴールズ2030のためのパートナーシップ(P4G)首脳会談と、英国が議長国を務める11月の国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の成功に向けても連携を強化していくことを申し合わせた。
このほか、ワクチンの配分を含む新型コロナウイルス克服のための国際的な連携と協力の強化に向け努力することでも一致した。
鄭氏は朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和実現に向け国連安全保障理事会常任理事国の英国の持続的な関心と協力を要請。ラーブ氏は朝鮮半島非核化と南北関係改善の努力に対する支持を改めて表明した。
hjc@yna.co.kr
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