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1~3月の出生率0.88に低下 人口自然減は17カ月連続=韓国

記事一覧 2021.05.26 13:36

【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が26日発表した「人口動向」によると、今年1~3月期の出生数は前年同期比4.3%減の7万519人だった。1~3月期としては統計を取り始めた1981年以降で最少となった。

1~3月期の合計特殊出生率は0.88だった(資料写真)=(聯合ニュース)

1~3月期の合計特殊出生率は0.88だった(資料写真)=(聯合ニュース)

 合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの推定数)は前年同期に比べ0.03低い0.88となり、1~3月期として過去最低を更新した。四半期の合計特殊出生率は2019年4~6月期から8期連続で1を下回っている。

 統計庁は、1~3月期の出生数そのものは過去最少だったが、30代後半と40代女性の出生率が前年同期比で小幅に上昇し、出生数の減少幅はやや鈍化したと説明している。

 今年3月の出生数は前年同月比0.6%減の2万4054人で、64カ月連続での減少となった。

 一方、3月の死亡数は2.9%増の2万6603人で出生数より多かった。死亡数が出生数を上回る人口の自然減は17カ月連続。1~3月期では7039人の自然減となった。

 1~3月期の婚姻件数は前年同期比17.6%減の4万8016件。1~3月期として過去最少を記録した。同期間の離婚件数は3.5%増の2万5206件だった。

tnak51@yna.co.kr

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