余ったワクチン 過半数が「接種受ける意向ある」=韓国世論調査
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2021.05.31 09:53
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、リアルメーターが31日に発表した調査結果によると、委託医療機関で予約キャンセルなどで余った新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける意向があるかどうかについて、51.4%が「意向がある」と答えた。「意向がない」は30.0%だった。
調査はニュース専門テレビ局YTNの依頼を受け、28日に全国の18歳以上の500人を対象に実施された。
居住地域別では、釜山市、蔚山市、慶尚南道で「意向がある」が56.3%と「意向がない」(19.2%)より高かった。光州市、全羅道でも「意向がある」(54.9%)が「意向がない」(22.3%)を大きく上回った。
一方、大邱市、慶尚北道では「意向がある」が46.8%、「意向がない」が42.6%と拮抗(きっこう)した。
年齢層別では与党「共に民主党」支持層が優勢とされる40代で「意向がある」が63.4%と比較的高く、60代(56.8%)と50代(57.8%)でも「意向がある」が半数を超えた。
一方、20代では「意向がある」(48.0%)と「意向がない」(45.5%)が同程度となり、「全く意向がない」も32.5%と全体の平均(15.1%)より2倍以上多かった。
支持政党別では、共に民主党の支持層の67.3%が「意向がある」と答えた半面、最大野党「国民の力」の支持層は「意向がある」が40.8%、「意向がない」が39.8%と意見が割れた。
ynhrm@yna.co.kr
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