5月の輸出額45.6%増 約32年ぶりの伸び=韓国
記事一覧
2021.06.01 10:25
【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は1日、韓国の5月の輸出額は前年同月比45.6%増の507億3000万ドル(約5兆5500億円)だったと発表した。増加は7カ月連続。世界の景気回復の流れに乗り、輸出品目で1位の半導体をはじめ、自動車、石油化学などの主力品目が好調を続けた。
5月の輸出増加率は1988年8月以来、約32年ぶりの高さとなった。また、輸出額は5月としては過去最高だった。
5月は15の主力品目のうち船舶を除く14品目で輸出が増加した。中でも半導体輸出(24.5%増)は11カ月連続で増加し、18年以来で初めて輸出額が100億ドルを上回った。
自動車(93.7%増)、石油化学(94.9%増)、石油製品(164.1%増)なども高い増加率を記録した。
地域別では、中国(22.7%増)、米国(62.8%増)、欧州連合(EU、62.8%増)、東南アジア諸国連合(ASEAN、64.3%増)、日本(32.1%増)、中南米(119.3%増)、インド(152.1%増)、中東(4.6%増)、独立国家共同体(CIS、36.5%増)の9地域への輸出がそろって伸びた。
5月の輸入額は37.9%増の478億1000万ドル。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は29億3000万ドルの黒字だった。貿易黒字は13カ月連続。
tnak51@yna.co.kr
キーワード