米提供のワクチン101万人分 韓国に到着
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2021.06.05 00:47
【城南聯合ニュース】韓米首脳会談での合意に基づき米政府が提供する米ジョンソン・エンド・ジョンソンの製薬部門、ヤンセンファーマの新型コロナウイルスワクチン101万2800人分が5日、韓国に到着した。
ワクチンを積んだ韓国軍の空中給油輸送機KC330が同日未明、ソウル空港(軍用空港)に着陸。韓国国防部の朴宰民(パク・ジェミン)次官や外交部の李誠浩(イ・ソンホ)経済外交調整官、ラプソン駐韓米大使代理らが出迎えた。
今回米政府から提供されたワクチンは、バイデン米大統領が先月21日の韓米首脳会談で約束した55万人分の約2倍に相当する。
3日に緊急使用承認を受けた同ワクチンは食品医薬品安全処による品質検査を経て10~20日に接種される。
接種対象は30歳以上60歳未満の予備役兵、国防・外交関係者など370万人のうち、事前予約した約89万2400人。
ヤンセンファーマのワクチンは英アストラゼネカ製と米ファイザー製、米モデルナ製に続き、韓国に導入される4番目のワクチンとなる。
韓国政府は4社にノババックス製を加え、計1億9300万回分(1億人分)のワクチンを確保している。
yugiri@yna.co.kr