文大統領が米特別代表と面会 南北・米朝関係を議論
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2021.06.22 19:34
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は22日午後、青瓦台(大統領府)で米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表と面会した。
青瓦台の朴ギョン美(パク・ギョンミ)報道官によると、文大統領は「対話と外交を通じて朝鮮半島の完全な非核化を巡る問題を少しずつ解決していくというバイデン政権の方式は適切だ」と述べたという。
文大統領はまた南北関係の改善と朝米(米朝)対話の進展が好循環するように韓米が協力しなければならないと強調し、「残りの任期で南北関係と朝米関係を一定の軌道にのせるために可能な役割を果たす」と約束した。
これに対しキム氏は「米朝対話再開のために最善を尽くす」と応じた。またバイデン大統領が、南北間の意味のある対話・関与・協力を支持していることを改めて確認した。
文大統領は「先月の韓米首脳会談は韓米同盟の堅固さを確認する最高の会談だった」とし、先の主要7カ国(G7)首脳会議ではバイデン大統領のリーダーシップが示されたと述べた。
キム氏はG7首脳会議でバイデン大統領と英国のジョンソン首相が防疫の模範国のリーダーとして文大統領を指差した写真について触れ、「高まった韓国の地位を示した」と評した。
キム氏は、文大統領と面会した後、徐薫(ソ・フン)国家安保室長と面談した。
yugiri@yna.co.kr
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