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韓国完成車5社の6月販売 半導体不足で国内24%減=海外は29%増

記事一覧 2021.07.01 19:50

【ソウル聯合ニュース】現代自動車、起亜、韓国GM、ルノーサムスン自動車、双竜自動車の韓国完成車メーカー5社が1日発表した6月の国内・海外販売台数は計68万3023台で、前年同月比13.3%増加した。

現代の電気自動車(EV)専用車「アイオニック5」(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

現代の電気自動車(EV)専用車「アイオニック5」(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 国内販売は前年同期比23.6%減の13万4761台で、5社ともに減少した。半導体不足の影響で現代が大型セダン「グレンジャー」や中型セダン「ソナタ」を生産する牙山工場の稼働を停止するなど、生産に支障が出ているためとみられる。

 世界の自動車市場の需要が回復傾向を見せる中、海外販売は前年同月比28.6%増の54万8262台を記録した。5社のうちルノーサムスンと双竜の輸出成長が目立ち、韓国GMのみマイナスとなった。

 今年上半期の5社全体の販売台数は387万132台で、前年同期比18.8%増加した。国内販売は5.9%減の75万3104台、海外販売は26.8%増の311万7028台だった。

 メーカー別にみると、現代の世界販売台数は35万4409台で、国内が18.3%減の6万8407台、海外が14.4%増の28万6002台だった。

 国内ではグレンジャーが9483台を売り上げ、3カ月連続販売台数トップを記録した。

 半導体不足の直撃を受けた初の電気自動車(EV)専用車「アイオニック5」は量産が進み、前月の1919台を大幅に上回る3667台を記録した。

 燃料電池車(FCV)「ネクソ」は751台が売れ、国内で累計1万5000台を突破した。

 アイオニック5とネクソを含む現代のエコカーは計1万1052台で、前年同月比52.5%増加した。上半期の累計販売台数は35.5%増の5万1085台だった。

 高級車ブランド「ジェネシス」の販売台数は3.1%減の1万2905台だった。

 起亜の世界販売台数は25万3592台で前年同月比20.2%増加した。国内販売が17.9%減の4万9280台、海外が35.4%増の20万4312台。

 国内市場で多目的レジャー車(RV)の「カーニバル」は6689台を売り上げ、10カ月連続で起亜の月間販売台数1位を記録した。

 バスとトラックは5.5%増の6203台だった。

 エコカーの販売台数は8048台で、前年同月比7.5%増加した。上半期の累計販売台数は44.0%増の4万3350台を記録した。

 韓国GMの世界販売台数は計2万6876台で、3.4%増加した。国内は5740台で38.6%減少した一方、海外は2万1136台で27.1%増加した。

 ルノーサムスンは計1万4166台で0.7%減少した。国内は5610台で59.0%減、海外は8556台で1345.3%急増した。

 双竜は計8504台で16.5%減少した。国内は5724台で41.3%減少したものの、海外は2780台で539.1%増加した。

ynhrm@yna.co.kr

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