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ソウル市の人口減少幅 過去5年で最大に=15万人減

記事一覧 2021.07.04 08:00

【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市の今年の人口減少幅が過去5年で最大となったことが、4日までに分かった。

ソウル市の今年の人口減少幅が過去5年で最大となった=(聯合ニュースTV)

ソウル市の今年の人口減少幅が過去5年で最大となった=(聯合ニュースTV)

 最大野党「国民の力」の太永浩(テ・ヨンホ)国会議員が行政安全部から提出を受けた資料によると、今年6月時点のソウル市の人口は956万5990人だった。前年の972万846人から15万4856人(1.59%)減少し、減少規模と割合のいずれも過去5年で最大となった。

 6月のソウル市の人口は、2016年の998万9795人から17年には991万4381人と7万5414人(0.75%)減少した。

 18年には981万4049人となり、前年同月比10万332人(1.01%)減少。19年には975万7144人と5万6905人(0.58%)減少した。20年6月の前年同月比の減少幅は3万6298人(0.37%)だった。

 この数値はソウル市に住民票を置く人口で、在外国民は含まれるが外国人は含まれない。

 ソウル市の人口減少は長年続いているが、今年に入って減少幅が拡大した理由の一つとして不動産価格の急騰が指摘されている。

 太氏は「ソウル地域の不動産価格の高騰や景気沈滞などの要因により、人口の減少が続いている」とし、「住宅供給の拡大や税金減免など、ソウル市民を守ることができる政策を立案し、推進しなければならない」と主張した。

 ソウル市の25の自治区のうち、ここ1年で人口が最も減少したのは蘆原区で、20年6月の52万8887人から今年6月には51万5997人と1万2890人(2.44%)減少した。

 一方、人口が増加したのは大規模な宅地開発が行われた江東区と永登浦区のみだった。

ynhrm@yna.co.kr

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