上半期の輸入EV販売が65%増 テスラけん引=韓国
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2021.07.12 09:26
【ソウル聯合ニュース】韓国の電気自動車(EV)市場で、米テスラを中心に輸入EVの販売が急増していることが12日、分かった。自動車市場調査会社カーイズユーデータ研究所などによると、1~6月の輸入EV販売台数は1万4295台で前年同期比64.7%増加した。これは韓国でのEV販売全体(乗用車、2万6632台)の53.7%にあたる。
上半期の輸入EV販売のうち、テスラ車が前年同期比64.3%増の1万1629台で、全体の81.4%を占めた。「モデル3」(6275台)と「モデルY」(5316台)を中心に売れ行きを伸ばした。その結果、EV以外も合わせた輸入車全体でもブランド別3位につけた。
テスラを除く輸入EV販売台数は2666台で、66.4%増加した。テスラの独走を許しているものの、各ブランドが昨年から韓国市場に相次ぎ投入しているEV新モデルの販売が好調だ。下半期も新モデルの発売を計画している。
一方、韓国メーカーも現代自動車のEV専用車「アイオニック5」の発売を機に勢いをつけている。起亜「ニロEV」は補助金が予算上限に達する前の駆け込み需要が見られる。6月に韓国メーカーのEV(乗用車)国内販売台数は1万2337台で前年同月比32.0%増加した。
mgk1202@yna.co.kr