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韓国の新規コロナ感染者1100人 月曜発表では過去最多

記事一覧 2021.07.12 10:19

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は12日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1100人増え、累計16万9146人になったと発表した。市中感染が1063人、海外からの入国者の感染が37人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(1324人)より224人少ないものの、6日間連続で1000人を上回った。月曜日に発表する日曜日の感染者数としては過去最多。

新型コロナウイルスの検査を待つソウル市民(資料写真)=(聯合ニュース)

新型コロナウイルスの検査を待つソウル市民(資料写真)=(聯合ニュース)

 今月に入り首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)を中心に本格化した流行の「第4波」は、徐々に首都圏以外の地域にも広がりつつある。

 政府はひとまず首都圏での拡大の勢いを抑えるため、同地域の感染防止策「社会的距離の確保」のレベルをこの日から最高段階の第4段階に引き上げた。午後6時以降は3人以上の私的な集まりを禁じるなど、厳しい防疫措置を取る。

 新たに確認された市中感染者1063人を地域別にみると、ソウル市が402人、京畿道が322人、仁川市が51人で、首都圏が計775人と全体の72.9%を占めた。

 首都圏以外の地域では、釜山市と忠清南道がそれぞれ43人、慶尚南道が40人、大邱市が37人、大田市が25人、全羅南道が19人、江原道が18人、光州市と忠清北道がそれぞれ13人、慶尚北道が12人、蔚山市が8人、済州道が7人、世宗市が6人、全羅北道が4人の計288人(27.1%)だった。首都圏以外の市中感染者の割合は4日連続で20%を超え、徐々に上昇している。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは37人だった。このうち20人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの17人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から1人増えて計2044人となった。韓国国内の平均致死率は1.21%。重篤・重症患者は前日より7人少ない138人となっている。

 日曜日だった11日の検査件数は1万7620件で、前の日に比べ3018件少ない。直前の平日だった9日と比べると1万9803件少なかった。

tnak51@yna.co.kr

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