文大統領 首脳会談見送りに「残念」=「いつでも会えることを望む」
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2021.07.20 10:15
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官は20日のラジオ番組で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が東京五輪に合わせた訪日を見送ることを決めた後、「残念だ」と述べ、「両国の首脳がいつでも会えることを望む」と言及したと伝えた。
韓日両政府は文大統領が訪日した場合の首脳会談開催を巡って協議していた。
朴氏は両国が今回、歴史問題や日本の対韓輸出規制問題、東京電力福島第1原子力発電所の処理済み汚染水の海洋放出問題などについて議論したとし、「相当の成果があったが、国民に説明できる水準には若干届かなかった」と説明。「こうした懸案についてもっと議論することにした。文大統領ももっと実務協議を進めるよう指示した」と述べた。
また、実務協議の結果次第では東京五輪後、韓日首脳会談が実現する可能性が残っていると説明した。
朴氏は「日本はわれわれの隣人」とし、「文大統領が指示した実務協議から出発し、外相会談などにつなげれば、良い結果があるのではないか」との見通しを示した。
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