コロナワクチン3回接種 「国民7割が接種完了後に判断」=韓国首相
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2021.07.26 15:38
【ソウル聯合ニュース】韓国の金富謙(キム・ブギョム)首相は26日、KBSラジオの番組に出演し、新型コロナウイルスワクチンについて「国民の70%が接種を完了すれば、ブースターショット(免疫を高めるための追加接種)を実施するか判断する」と明らかにした。
また、韓国のバイオ医薬品大手、サムスンバイオロジクスが米モデルナのワクチンを受託生産することに関連し、「8月末か9月初めごろに試作品が出来上がるようだ」として、試作品の検査を行う必要があるため導入まではもう少し時間がかかると説明した。
新型コロナウイルスの感染拡大状況については、感染防止策の強化により国民の移動量が20%程度減少すれば、今月末ごろをピークに1日当たりの新規感染者数が1000人程度で推移するようになるとの見通しを示した。
一方、現在の移動量が続けば来月末には新規感染者が2000~3000人に増えるとの見方もあるとして、早急に感染拡大を抑えなければならないと強調した。
また、労働組合の全国組織・全国民主労働組合総連盟(民主労総)がソウル都心で大規模な集会を強行したことについて、民主労総に対する政府の対応が手ぬるいとの主張は事実ではないとして、引き続き法的措置を講じていると説明した。
ynhrm@yna.co.kr
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