韓米軍事演習「米国と協議中」 コロナ感染状況・外交的努力など考慮=韓国
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2021.07.29 12:03
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は29日、来月に予定されている韓米合同軍事演習について、新型コロナウイルスの感染拡大と朝鮮半島の平和定着のための外交的努力などを考慮し、米国と緊密に協議していると明らかにした。
同部の夫勝チャン(プ・スンチャン)報道官はこの日の定例会見で、南北間の通信線復旧を受けて演習の中止や縮小を予想する報道に対する立場を問われ、「下半期の連合指揮所訓練の時期や規模、方式はまだ確定していない」と答えた。
また、新型コロナの感染拡大状況、連合防衛態勢の維持、米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管に向けた環境作り、朝鮮半島の非核化と恒久的平和定着のための外交的努力の支援などを総合的に考慮し、韓米間で緊密に協議していると強調した。
夫氏は、韓米合同軍事演習に関連して北朝鮮に軍事会談を提案したかについては「提案したことはない」と述べた。
北朝鮮が昨年6月に一方的に遮断した南北間の通信連絡線が27日、13カ月ぶりに復旧したことで、軍内外では北朝鮮が反発している韓米合同軍事演習の延期や規模縮小の可能性が取り沙汰されている。
ynhrm@yna.co.kr
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