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韓国の新規コロナ感染者1219人 累計20万人上回る

記事一覧 2021.08.02 10:36

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は2日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1219人増え、累計20万1002人になったと発表した。市中感染が1150人、海外からの入国者の感染が69人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(1442人)より223人少ないものの、27日連続で1000人を超えた。

京畿道安山市の新型コロナウイルス検査所で順番を待つ人々=(聯合ニュース)

京畿道安山市の新型コロナウイルス検査所で順番を待つ人々=(聯合ニュース)

 新規感染者数が減少したのは週末で検査件数が減った影響とみられ、感染拡大の勢いが弱まったとは見なせない。国内でも感染力が強い「デルタ株」が多くを占める上、本格的な夏休みシーズンも重なり、感染規模がさらに拡大する恐れがある。

 急速な感染者の増加により、韓国の累計感染者数は20万人を上回った。昨年1月20日に国内で初めて感染が確認されてから約1年半、今年3月25日に累計10万人を超えてから130日での20万人突破となった。首都圏を中心に始まった流行の「第4波」は首都圏以外の地域にも広がり、全国に拡大している。

 新たに確認された市中感染者1150人を地域別にみると、ソウル市が362人、京畿道が328人、仁川市が59人で、首都圏が計749人と全体の65.1%を占めた。

 首都圏以外の地域では、慶尚南道が77人、釜山市が68人、大田市が62人、忠清南道が35人、慶尚北道が27人、大邱市と忠清北道がそれぞれ26人、江原道が24人、光州市が16人、蔚山市と済州道がそれぞれ12人、全羅北道が11人、全羅南道が3人、世宗市が2人だった。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは69人だった。このうち25人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの44人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から1人増えて計2099人となった。韓国国内の平均致死率は1.04%。重篤・重症患者は前日から2人増えて326人となっている。

 日曜日だった1日の検査件数は2万820件で、前の日に比べ2145件少ない。直前の平日だった先月30日の4万5853件に比べると半分以下の水準となった。

ソウル市内の保健所で新型コロナウイルスの検査の順番を待つ人々=1日、ソウル(聯合ニュース)

ソウル市内の保健所で新型コロナウイルスの検査の順番を待つ人々=1日、ソウル(聯合ニュース)

ynhrm@yna.co.kr

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