韓国の新規コロナ感染者1492人 月曜発表では最多
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は9日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1492人増え、累計21万2448人になったと発表した。市中感染が1455人、海外からの入国者の感染が37人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(1729人)に比べると237人少ないものの、月曜日に発表する日曜日の感染者数としては過去最多となった。1000人を超えるのは34日間連続。
政府は感染拡大を受け、新型コロナウイルスの感染防止策「社会的距離の確保」の現行レベルを9日から2週間延長した。社会的距離の確保の現行レベルは首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)が最も高い第4段階、首都圏以外は上から2番目の第3段階で、8日に終了する予定だった。現在、首都圏で昼間は4人、午後6時以降は2人までとなっている私的な集まりの人数制限措置も据え置かれた。
新たに確認された市中感染者1455人を地域別にみると、ソウル市が414人、京畿道が402人、仁川市が65人で、首都圏が計881人と全体の60.5%を占めた。
首都圏以外の地域では、釜山市が121人、慶尚南道が87人、大邱市が82人、忠清南道が65人、大田市が42人、忠清北道が38人、慶尚北道が30人、蔚山市が25人、江原道が23人、全羅北道が20人、光州市が15人、全羅南道が14人、済州道が11人、世宗市が1人の計574人で全体の39.6%を占めた。首都圏以外が30%を超えるのは23日連続となる。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは37人だった。このうち13人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの24人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から4人増えて計2125人となった。韓国国内の平均致死率は1.00%。重篤・重症患者は前日から9人減った367人で、10日連続で300人を上回った。
8日の検査件数は3万388件で、前の日より1127件少なかった。
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