コロナ防止へ解放記念日の集会自粛要請 違法開催なら厳正対応=韓国政府
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2021.08.10 12:35
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の中央災難(災害)安全対策本部第2次長を務める全海チョル(チョン・ヘチョル)行政安全部長官は10日、新型コロナウイルスの感染状況が「非常に厳しい」とし、感染拡大を防ぐため、14~16日の光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)連休の集会開催を自粛するよう強く呼び掛けた。同対策本部の会議の冒頭で述べた。
全氏は、光復節連休を前に光化門一帯をはじめとするソウル市内での大小の集会開催の届け出があったが、ほとんどは開催禁止を通知していると説明。その上で、「防疫規則に背く違法な集会を強行した場合、政府は法と原則にのっとり厳正に対応する」と強調した。
昨年の光復節には、ソウル市内にある「サラン第一教会」の全光フン(チョン・グァンフン)牧師が集会禁止命令に背いて政府批判の集会を強行した。同氏は今年も14~16日に都心で大規模集会を開くと予告している。
tnak51@yna.co.kr
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