3連休は「集まり・移動を最小限に」 感染拡大に危機感=韓国首相
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2021.08.13 11:19
【ソウル聯合ニュース】韓国の金富謙(キム・ブギョム)首相は13日、国民向け談話を発表し、14日からの3連休について、「今回の連休が新型コロナウイルスの拡大ではなく危機克服の転換点になるよう、自宅に家族ととどまることを切に願いたい」として、「集まりと移動を最小限にしてほしい」と呼び掛けた。
企業に対しては「防疫段階別に勧告した在宅勤務の割合を最大限順守することを望む」とし、「休暇後、職場に復帰する社員に対し、発熱などの症状の有無を確認した後に業務を始めるよう取り組んでほしい」と要請した。
また、「一部の製薬会社のワクチン供給が滞ったため、迅速な接種を望む大多数の国民に心配をかけ申し訳ない」として、「あらゆる手段を動員し、秋夕(中秋節、今年は9月21日)前の国民の70%の1回目接種のため、揺るぎなく進めていく」との方針を示した。
今回の連休に一部の団体が大規模な集会を計画していることに関しては、「いかなる自由と権利も国民の安全と生命より優先できない。違法集会を強行するなら政府は法に基づいて厳しく責任を問う」と警告した。
今年は日本による植民地支配からの解放記念日「光復節(15日)」が日曜日のため、翌16日は振り替え休日となる。
kimchiboxs@yna.co.kr
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