アフガン現地スタッフ移送 協力した友好国に謝意=韓国
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2021.08.26 16:14
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の崔泳杉(チェ・ヨンサム)報道官は26日の定例会見で、アフガニスタンで韓国政府に協力していた現地スタッフと家族391人の国内への移送について、「空港支援や領空通過など多くの分野で国際社会との緊密な意思疎通と協調の中で行われた」として、「こうした外交的な協力を惜しまなかった友好国に謝意を表したい」と述べた。
今回の移送はアフガニスタンのカブール国際空港を管理している米国の協力がなかったら事実上不可能だった。米国は徒歩での空港進入が困難な状況の中、現地スタッフらをバスに乗せ、検問所を通過させる方法も提案した。
パキスタンはイスラマバード国際空港を経由内として使用できるようにし、韓国軍輸送機がカブールとイスラマバードを行き来しながら現地スタッフらを移送した。
また、タイは往復2万キロの移送作戦に必要な給油地を提供し、複数の国が軍輸送機の領空通過を許可した。
崔氏はアフガニスタン人の追加移送計画について、「韓国行きを望んだ人は今回(全員の)移送が完了した」として、「今後韓国行きを望むアフガン人がいれば支援の可否を総合的に検討する」と述べた。
kimchiboxs@yna.co.kr
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