中秋節期間に111万人が国内空港利用 前年上回る見通し=韓国
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2021.09.14 11:17
【ソウル聯合ニュース】韓国空港公社は14日までに、秋夕(中秋節、今年は9月21日)連休直前の金曜を含む17~22日の6日間に国内14空港(仁川国際空港を除く)の旅客数は111万2426人になると予想した。1日当たりでは18万5404人。昨年の秋夕前後(9月29日~10月4日の6日間)の104万6898人(1日当たり17万4483人)を上回る。新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいることから、秋夕連休を利用して帰省や国内旅行をする人が増えるとみられる。
今年の旅客数は、新型コロナウイルス流行前だった2019年の秋夕期間(9月11~15日の5日間)の128万5915人には及ばない。コロナ前は金浦空港などでも国際線が運航されていた。
空港別にみると、この秋夕期間中に金浦空港は38万7096人、済州空港は39万5388人、金海空港は15万7833人が利用する見通しだ。
政府はワクチンの接種ペースが上がっていること、自粛疲れがたまっていることなどを踏まえ、秋夕連休中の行動制限を一部緩和した。家族内の集まりについて、接種完了者を含め最大8人まで認める。
一方、仁川国際空港公社によると、秋夕期間中に仁川空港を利用する人は5万8792人(1日平均9799人)で、前年の秋夕時に比べ66.7%増加する見通しだ。運航便数も654便と、13%程度増える。ただ、秋夕期間を利用した海外旅行者も多かった19年に比べるとわずか6.5%にとどまる。今年7~8月の平均と大差はなく、目立つ混雑はないとみられる。
秋夕期間中、各空港は旅客ターミナルの消毒や出発客の検温など、感染防止策を徹底する方針だ。
mgk1202@yna.co.kr