韓国の新規コロナ感染者１７２９人　４日連続で曜日最多

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は２１日、この日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から１７２９人増え、累計２８万９２６３人になったと発表した。市中感染が１６９７人、海外からの入国者の感染が３２人だった。１日当たりの新規感染者数は前日（１６０４人、訂正後）より１２５人多く、７７日連続で１０００人を超えた。火曜日に発表される月曜日の感染者数としては過去最多となった。

　先週末から４日連続で曜日ごとの感染者数が最多を記録しており、感染拡大の勢いが次第に強まっていると分析される。２２日までの秋夕（中秋節、今年は９月２１日）連休中に人の移動が増え、全国的に感染が再拡大する懸念が高まっている。

　新たに確認された市中感染者１６９７人を地域別にみると、ソウル市が６７３人、京畿道が４９９人、仁川市が１３０人で、首都圏が計１３０２人と全体の７６．７％を占めた。

　首都圏以外の地域では、大邱市が４６人、釜山市と忠清南道がそれぞれ４４人、大田市が４３人、光州市と江原道がそれぞれ３９人、全羅北道が３１人、慶尚北道が２７人、慶尚南道が２６人、忠清北道が２３人、蔚山市が１５人、全羅南道と済州道がそれぞれ７人、世宗市が４人の計３９５人だった。

　一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは３２人だった。このうち１４人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの１８人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

　死者は前日から４人増えて計２４１３人となった。韓国国内の平均致死率は０．８３％。重篤・重症患者は３２８人で、前日より４人少ない。

　祝日だった２０日の検査件数は３万３１０件で、前の日より１６７件少なかった。ほかに臨時検査所での検査件数が６万７件だった。

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