韓国の9月消費者物価2.5%上昇 6カ月連続で2%上回る
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2021.10.06 08:54
【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が6日発表した消費者物価動向によると、9月の消費者物価指数は前年同月比2.5%上昇した。今年最高となった7月と8月の2.6%を下回ったものの、6カ月連続で2%台の上昇率を記録した。
物価上昇率は1月の0.6%から2月(1.1%)と3月(1.5%)は1%台に拡大し、4月(2.3%)に2%を超えた。5月は2.6%となり、6月(2.4%)以降も2%台半ばで推移している。9月の時点で、2%超えは6カ月連続。これは2012年6月以来となる。
今年7~9月期の上昇率は2.6%と、12年1~3月期(3.0%)以来の高水準だった。
9月の物価上昇率を品目別にみると、農畜水産物が前年同月比3.7%上昇した。
工業製品の上昇率は3.4%で、12年5月(3.5%)以来の大きさだった。電気・水道・ガスは横ばい。
サービスは1.9%上昇した。このうち家賃は1.7%、個人サービスは2.7%、それぞれ上がった。
変動の大きい農産物と石油類を除いたコア物価は1.9%上昇し、16年4月(1.9%)以来の高水準となった。
統計庁は2%台の上昇率が続いていることについて、「これまでは個人サービスと農畜水産物、石油類の値上がりが主導したが、今回は加工食品が大きく上がった」と説明した。
mgk1202@yna.co.kr
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