Go to Contents Go to Navigation

韓国 ウィズコロナ転換時期「11月1日で検討中」

記事一覧 2021.10.20 20:35

【ソウル聯合ニュース】韓国政府が新型コロナウイルス対策を巡り、感染対策と経済・社会活動の両立を図る「段階的な日常回復(ウィズコロナ)」への転換時期について、来月1日からの転換を検討していることが20日、分かった。権徳チョル(クォン・ドクチョル)保健福祉部長官が国政監査で答弁した。

権徳チョル氏(右)と鄭銀敬氏(国会写真記者団)=20日、ソウル(聯合ニュース)

権徳チョル氏(右)と鄭銀敬氏(国会写真記者団)=20日、ソウル(聯合ニュース)

 ワクチンの接種率が急上昇したことで、転換時期が当初の予定の11月第2週から前倒しされるとの見方が出ていたが、政府が具体的な日程を改めて確認した。

 政府はワクチン接種率が高まり、新規感染者数が減少したことで、ウィズコロナへの転換を来月中に行うよう推進。転換する条件として、国民の70%(18歳以上の80%)以上が新型コロナのワクチン接種を終えることを提示していた。

 だが、接種完了率が予想より早く高まり、目標達成時期が前倒しされたことで、転換時期も11月第2週から11月初めになるとの見方が出ていた。

 政府は防疫規制を緩和する場合、接種完了率が70%、80%、85%に到達するのに合わせて段階的に行う方針だ。 

 20日時点の接種完了率は66.7%で、鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理庁長は11月中に80%に達すると予想した。 

 一方、米製薬大手メルクが開発中の新型コロナウイルスの経口治療薬「モルヌピラビル」について、鄭氏は米食品医薬品局(FDA)が年内に緊急使用許可を出したとしても、(韓国の)食品医薬品安全処による使用許可が必要とし、「導入時期は最大限短縮して来年1~2月中を目標にしている」と説明した。

yugiri@yna.co.kr

キーワード
注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。