朝鮮戦争の終戦宣言 米と「相当の調整が終わった」=韓国外相
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2021.11.11 13:24
【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は11日の国会外交統一委員会で、朝鮮戦争の終戦宣言を巡る米国との議論について、「終戦宣言の形式、内容に関して米側と最近、非常に緊密に協議を進めている」として、「相当の調整が終わった」と明らかにした。
鄭氏は「(米側と)大きな原則で合意し、形式や内容について協議している」と説明。「米国も終戦宣言の必要性、どのような形式でどのような内容で推進するかについてわが政府と意見がほぼ一致している」とし、「今後、具体的にどのように推進するかについて米側ともう少し調整する」と答弁した。その上で、「北を対話に引き出し、非核化の達成、平和定着への最初の段階として終戦宣言が必要というのがわれわれと米国の一致した意見」と改めて表明した。
終戦宣言が無事合意に至るかどうかを問う質問には、「そこまで楽観的には見ていない」とし、「米国と韓国の合意だけで行われることではなく、容易ではないと思う」との認識を示した。
kimchiboxs@yna.co.kr
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