コロナ危険度を毎週5段階で評価 「ウィズコロナ」継続・中断決定へ=韓国
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2021.11.17 16:24
【ソウル聯合ニュース】韓国で新型コロナウイルスの新たな防疫体制「段階的な日常生活の回復(ウィズコロナ)」の施行後も連日感染拡大が続く中、政府は毎週危険度評価を実施してウィズコロナ継続の是非を判断することを決めた。中央防疫対策本部が17日、発表した。
危険度評価の基準は、医療・防疫対応指標、新型コロナ発生指標、ワクチン接種指標の三つの領域で17の詳細指標に分かれている。
このうち、▼集中治療室の病床稼働率▼医療のキャパシティーに対する発生率▼1週間当たりの重篤・重症化患者数▼60歳以上の感染者の割合▼60歳以上と高リスク群のワクチン追加接種率――の五つが主な指標となる。
中央防疫対策本部と中央事故収拾本部はこのようなシステムを基に、防疫医療分科委員会の諮問を経て毎週新型コロナの危険度を「非常に低い」「低い」「中間」「高い」「非常に高い」の5段階で評価する計画だ。
評価は日曜日から土曜日までの1週間の週間評価と、4週間の段階評価に分けられる。これとは別に、流行の危険性が高い状況では別途「緊急評価」を行い、非常計画の実施について議論する。
緊急評価は▼集中治療室の病床稼働率が75%を上回った場合▼週間危険度評価の結果が「高い」または「非常に高い」場合▼4週間の段階評価の結果が「高い」または「非常に高い」場合▼その他、政府が防疫医療分科委員会の有識者の意見を基に非常計画を検討する必要があると判断した場合――の四つの条件で実施される。
中央防疫対策本部は危険度評価の結果を踏まえ、日常回復支援委員会の諮問を経てウィズコロナの次の段階への移行是非や非常計画の実施などの措置を最終決定することになる。
ynhrm@yna.co.kr
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