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韓国・済州道 外国人のビザなし訪問再開を推進へ

記事一覧 2021.11.17 16:59

【済州聯合ニュース】韓国南部の済州島を行政区域に持つ済州道は17日、政府の新型コロナウイルスの新たな防疫体制「段階的な日常生活の回復(ウィズコロナ)」が今月から始まったことを受け、外国人が査証(ビザ)なしで同島を一定期間訪問できる制度の再開を政府に要請する方針を明らかにした。

コロナ禍前、外国人観光客で賑わう済州国際空港(資料写真)=(聯合ニュース)

コロナ禍前、外国人観光客で賑わう済州国際空港(資料写真)=(聯合ニュース)

 政府は新型コロナ感染拡大防止のため、昨年2月に同制度を中断した。丘万燮(ク・マンソプ)済州道知事権限代行も15日に行った済州道議会臨時会での施政演説で、同制度の再開を要請する方針を示した。

 また、国土交通部が先ごろ、地方の空港の国際線運航を段階的に拡大する計画を表明し、済州国際空港の国際線運航再開にも期待がかかっている。

 あわせてクルーズ船の運航再開への期待も高まっている。

 済州には25日に、新型コロナワクチンの接種完了者が隔離なしで往来できる「トラベルバブル」の協定を結んだシンガポールからの団体観光客が訪れる予定だ。

 済州道は低迷しているインバウンド市場の活性化に向け安全観光システムを構築し、中華圏や日本向けの広報マーケティングを強化する方針だ。

hjc@yna.co.kr

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