韓国国会委員会 RCEP批准同意案を可決=来年2月発効へ
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2021.12.01 16:15
【ソウル聯合ニュース】韓国の国会外交統一委員会は1日、東アジアの地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の批准同意案を可決した。
RCEPは東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国と韓国、オーストラリア、中国、日本、ニュージーランドの計15カ国が参加する多国間貿易協定。2012年にインドを含む16カ国が交渉を始めたが、インドを除く15カ国が最終合意に至った。韓国は昨年11月15日に開かれたRCEP首脳会合で協定に署名し正式に加盟した。
RCEPが15カ国すべてで発効すれば世界人口の3分の1が参加する最大規模の自由貿易協定(FTA)となる。また、韓国は日本と初めてFTAを結ぶ効果も得られる。
ただ、当初来年1月と予想された韓国のRCEP発効は同年2月に持ち越される見通しだ。まず中国や日本など10カ国で来年1月1日、RCEPが発効する。
kimchiboxs@yna.co.kr
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