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北朝鮮の「先進防疫」言及 国境封鎖など注視=韓国統一部

記事一覧 2022.01.10 14:58

【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の李種珠(イ・ジョンジュ)報道官は10日の定例会見で、北朝鮮メディアが新しい防疫方針として「先進的な防疫」を示したことについて、「国境封鎖など、統制中心の防疫政策の変化につながるか注視していきたい」と述べた。

韓国統一部の李種珠報道官(資料写真)=(聯合ニュース)

韓国統一部の李種珠報道官(資料写真)=(聯合ニュース)

 北朝鮮は昨年末の朝鮮労働党中央委員会総会で新型コロナウイルス対応について、「非常防疫が国家事業の第一順位」と強調。朝鮮労働党機関紙「労働新聞」はこの日、「統制中心の防疫から発展した先進的な防疫、人民的な防疫に移行しなければならない」と明らかにし、防疫方針を変更する可能性を示唆した。

 李氏は新型コロナワクチンの北朝鮮への支援計画に関し、「感染症への共同対応は南北住民の安全のため、南北の協力が必ず必要だ」としながらも、まだ具体的な案を検討していないと述べた。

 米国など国際社会の対北朝鮮制裁が障害になる可能性については、「国際社会は制裁などによりコロナ対応に困難を招いてはならないという確かな共感を持っている」と説明した。

 一方、今年1月1日、脱北者が軍事境界線を越え北朝鮮に入った事件を受け、脱北者の韓国内への定着現況に対する関心が高まっている中、統一部はこの5年間(2016~20年)に海外に移住した脱北者は計20人だと明らかにした。

 また、脱北者のうち、何らかの問題に直面している人を常時支援するための安全支援チームの運営を1~2月に始めると明らかにした。

kimchiboxs@yna.co.kr

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