北の相次ぐミサイル発射 「直接的かつ深刻な軍事脅威」=韓国国防部
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2022.01.18 14:10
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の夫勝チャン(プ・スンチャン)報道官は18日の定例会見で、北朝鮮による最近の相次ぐ弾道ミサイル発射を巡り、「あらゆるミサイル発射はわれわれにとって直接的かつ深刻な軍事脅威だと評価している」と述べた。
軍合同参謀本部のキム・ジュンラク広報室長も、軍が探知した北朝鮮のミサイルの性能を踏まえ、「軍は探知・迎撃する能力を有しており、対応システムを継続的に強化している」と説明した。
軍関係者によると、韓米は北朝鮮のミサイル発射に対する協力策を巡り協議を続けており、韓米日間でも協力が必要な部分については協議を行っているという。
北朝鮮は今月5、11、14、17日と4回にわたりミサイルを発射した。軍は追加発射の動きも注視している。合同参謀本部の関係者は潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射動向などについて、「動向を注視しているが、今のところ説明することはない」と伝えた。
北朝鮮の朝鮮中央通信は18日、短距離弾道ミサイル2発を前日に発射したことを巡り、「戦術誘導弾」の発射実験だったと報じた。「西部地区で発射された2発の戦術誘導弾は(朝鮮半島東の)東海上の島の目標を精密に打撃した」と伝えている。
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