韓国の新規コロナ感染者 初めて5万人超=1週間で2.4倍に
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2022.02.10 11:03
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は10日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から5万4122人増え、累計118万5361人になったと発表した。1日当たりの新規感染者は前日(4万9567人)から4555人増えて初めて5万人を上回り、過去最多を更新した。
この日の新規感染者数は1週間前の3日(2万2906人)の2.4倍、2週間前の1月27日(1万4514人)の3.7倍に上った。感染力の強い変異株「オミクロン株」が感染の主流となっている上、旧正月(今年は2月1日)連休中に人の移動と対面接触が増え、感染者が急増している。
国家数理科学研究所は、1日当たりの新規感染者数が3月初めには最大36万人に達するとの見通しも示している。
新たに確認された市中感染者は5万4034人で、地域別には首都圏の京畿道が1万7738人、ソウル市が1万1873人、仁川市が3990人だった。首都圏以外の地域は計2万433人。
重篤・重症患者数は10日午前0時現在で282人と、前日より3人少ないものの2日連続で280人を上回った。しばらく減少傾向が続き、4日には257人まで減っていたが、感染者の急増に伴い重症患者も増加の兆しが見える。
防疫当局は、3月以降にワクチンの3回目接種の効果が低下し始める高齢者を中心に感染が広がる場合、重症患者の増加につながる恐れもあると警戒している。
死者は20人増え、計6963人となった。
mgk1202@yna.co.kr