韓国の新規コロナ感染者17万人下回る 重症者は増加
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2022.02.25 10:35
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は25日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数が前日午前0時の時点から16万5890人増え、累計266万5077人になったと発表した。1日当たりの新規感染者数は前日より4126人減り、17万人を下回った。
1日当たりの新規感染者数は1週間前の18日(10万9820人)の約1.5倍、2週間前の11日(5万3920人)の約3.1倍となっている。
金富謙(キム・ブギョム)首相はこの日の中央災難(災害)安全対策本部の会議で、多くの専門家が3月中旬ごろに流行のピークを迎えると推測し、ピーク時には1日当たりの新規感染者数が25万人前後になると予測していると説明。ピークの時期が予想より早まっているとの見方を示した。
流行がピークに近づくのに伴い、重篤・重症患者も急増している。重症者は前日より74人増の655人と集計され、先月16日以来40日ぶりに600人を上回った。重症者の病床稼働率は前日より1.7ポイント上昇した40.8%となり、40%を超えた。今月初めは10%台だった。
在宅治療(自宅療養)中の人は、前日に比べ6万2483人多い65万181人となった。
死者は94人増え、計7783人となった。
市中感染者は16万5749人で、地域別では京畿道が4万8080人、ソウル市が3万5562人、仁川市が1万2843人と首都圏が9万6485人だった。首都圏以外の地域は6万9264人。海外からの入国者の新規感染は141人だった。
ynhrm@yna.co.kr
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